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ピアノドック事例紹介

想い出のピアノお掃除ドクター♪【AT様①】

今では誰も弾かずにほこりをかぶった

想い出の詰まった大切なピアノ。

また子どもや孫に使ってもらいたいと

20年30年、時には50年近くの時を超えて

ピアノのほこり、カビ、錆、虫などのお掃除をし、

磨き上げ、蘇らせていく「ピアノドック」の

ビフォーアフターをご紹介します♪

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《喜多商事のミッション》

『ピアノを通じて子どもたち夢を届けます♪』

ピアノは子どもの心身を育てます。

ピアノを通じて皆さまと共に

子どもたちの未来を見据えた環境を創っていきます。

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おはようございます!ピアノライフクリエーター和美です♪

火曜日はピアノクリーニングの様子をお届けします!

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【AT様①】

現在進行形のピアノクリーニングの様子をお伝えします♪

 

想い入れがあり大切にしているピアノさんが入ってきました。

「また弾きたい!」という

持ち主さんの強い想いをお聴きしているピアノさん。

しっかりとクリーニングし、修理も行うことになっています。

 

修理の原因になっていたのは

少しピアノさんから離れていた期間に

ある動物が遊びに来ていたようです。

それはネズミさんです。こちらは鍵盤下の巣です。

小さなネズミさんは、ペダルの小さな窓から入り

中で遊んだり、部品をちぎってきて寝床にしたりします。

音を頻繁に出していれば、びっくりして逃げますが

音を出さないと、布もたくさんあるので

静かであたたかくて居心地の良い場所になるようです。

 

ネズミさんにも好みはあるようで、かじる場所は様々。

今回は、ハンマーレールクロスという、音を鳴らす部品の傍にある

フェルトの部分が主にかじられていました。

ここはまだ、致命傷にはならない場所です。

綺麗にお掃除をして、クロスも貼り換えを行います。

 

鍵盤下の巣は綺麗に取り除き、お掃除をしました。

どうしても多少、痕跡は残ってしまいますが

木に染み付いたシミも、やすりをかけるなどして

出来る限りのことは行い、綺麗になりました!

 

また、この部分は鍵盤を刺しているピンが並んでいる部分でもあります。

こちらも1本1本丁寧に磨き上げています。

思いの外、錆も少なく、お掃除して磨くと綺麗になりました♪

 

また、金属部分には錆がかなりありました。

こちらは部品同士を繋げている蝶番です。

こちらも1本ずつ手で錆を落とし、磨き上げていきます。

こちらもとっても綺麗になりました☆

今度また錆が来にくくするためのスプレーも

ふって仕上げています!

 

他の部分も進めております。

次回来週の火曜日には、ペダルやキャスター、外装などの様子をお伝えします!