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【コラム】子どもにも「憧れ」の存在が必要♪
こんにちは。KAZUMIです。4人の子どもの成長を見ながら、日々感じることを書き記します。 良かったなぁと想うこと、こうしておけば良かったなと想うこと、毎日がその繰り返しです。 その中で何か子育て中のママやパパに響くことがあればいいなと想います♡
「子どもが全然練習しないんです。。。」
ピアノを習い出したママの言葉、よく聞くワードです(笑)
だって自分でやりたいって言っておきながら練習はなかなかやらないんですから、そりゃあお金をかけて習わせてる親からすれば、腹も立ちます!
私もよく想っていました!そして「早く練習しなさい」って言ってしまっていました(笑)
その頃から「どうやったら子どもは練習したくなるのかな」「練習したくなる良い方法があったら世の中のママはだいぶ気持ちが楽になるよな」って考えていました。
時が経ち、我が子はそれでも何とか続けていた上のお姉ちゃんは弾けるようになったけど、下の子はどうしても嫌だとさっさとやめてしまったのでまともに弾けませんでした。しかし、最近なぜか勝手にピアノを弾いていることが多くなってきて、「なるほど!」と想うことがあったのです。
その子は、ある日教えてもいない曲を弾いていて、どこで教えてもらったのか聴くと、教室の電子ピアノが我が子のクラスでは解放されているらしく、そこで友達が弾いてるのを見て覚えたとか。他にも弾ける子に教えてもらったのだそう。
そのうちに、「母さんの弾いてる曲を教えて欲しい」と言うので、私はそんな弾けないけど、唯一うる覚えでよく弾いてる曲を伝えたら、そう時間もかからずに弾けるようになっててビックリ!
どの曲も、何も言ってないのに繰り返し繰り返し弾いて自ら練習して覚えていたんです。
先日もある方からの声で、「イベントで弾いていたお姉さんの姿に感動して、一生懸命練習しているんです」と聴いたり、あるアンケート結果には「保育園の先生の演奏を見てピアノを弾きたくなって練習している」とか、「実の姉が弾けるので、それを見て私もやりたいと思って弾いてみてる」という声もありました。
誰か間近に【憧れ的存在】があることってすごく大切なことだなと想ったんです!やはり子どもにも「目的」が必要なんですね♪
しかし、ピアノは憧れたからと言ってすぐに出来るようになるものではないです、、、
特に子どもの場合は、身体の発達や心の発達に伴って少しずつ出来てくるもので、ピアノはとても地道な活動なのです。弾けるようになるには長い道のりがあります。
だからこそ、自分よりもものすごいレベルの高い人を憧れに持つよりは、ちょっと自分より出来る人くらいがちょうど良いです。
がんばればその人みたいになれるかもしれない、と想えるくらいがちょうどいい。すごい世界的なピアニストに憧れても、長い年月をかけても超えられないハードルは諦めて挫折してしまう可能性もあるからです。
可能であれば先生や家族のように常にそばにいる人がいいんですね。もしくはちょっと歳が上のお姉さんやお兄さんくらいの演奏を聴くのがいいかもしれません。しかも自分の好きな曲や今習っている曲を弾いてくれる人。定期的にその人の演奏を聴く機会を創るのもいいと想います。
子どものピアノは常に「心や身体の成長と隣り合わせ」です。続けていくには、支えになる「家族の力」が必要なのです。
ほっといて練習する子は、よっぽどピアノが好きな子で、ほとんどの子は練習が嫌いですから(笑)
ぜひ家族でピアノ演奏にチャレンジしてみるとか、一緒に友達の発表会に行ってみるとか、家族みんなでピアノを楽しんでみてください!
家族の関わり方次第で、たったそれだけで子どもの行動は変わります。
練習するようになるには、「親の行動を変える」「親も興味を持つ」という、意外とシンプルなものかもしれません♪
しかもこれは「継続する」というところでも効果的な方法です!(継続についてはまた別の記事で)
もし「うちは誰も弾ける人がいないし周りにもいないなぁ、、、」という方は、ぜひお子様の好きなリクエスト曲をお待ちしています!
夏休みに開催のワークショップ「親子で音のふしぎ発見教室」では、ピアノを分解しますが、ここでは「ピアノ演奏」も行います。でもプロではなく、お手伝いしてくれる学生さんなのです。ちょっと上の存在が、ここにいます。
この教室で、憧れの存在に出逢った子も実際にいます!ぜひご家族でこちらにも遊びに来てみて下さいね♪
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