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【コラム】子どもから学ぶこと

こんにちは。KAZUMIです。4人の子どもの成長を見ながら、日々感じることを書き記します。
良かったなぁと想うこと、こうしておけば良かったなと想うこと、毎日がその繰り返しです。
その中で何か子育て中のママやパパに響くことがあればいいなと想います♡


【とにかく「続ける」。その先にあるもの。】

習い事は親御さんがお金を払ってるケースがほとんど。だからこそ、続けるも辞めるも最終決定は親です。
親が辞めることを決めたり、子どもからの申し入れを受付けた時点で「終わり」になります。

様々な事情で「やめる」という選択肢もアリだと想います。辞めさせた方がよい場合もある、そこの見極めも親の役目です。

ただ、子どもは毎日心変わりをする。小さなことに大きく影響を受ける。
些細なことならば、心を楽しませる方向に持っていくことで、子どもの心はコロっと変わることがよくあるのです。

辞める決断はそこからの未来を断つこと。その重大な責任を負っていることを忘れてはいけないなと思うのです。


それは上の姉と兄を見て感じています。それぞれずっと続けているものがあるのですが、やはり長くやっていると、辞めることもを途中で言い出したこともあります。
それでも、その時その時で理由をしっかりと聴いて、一時のものと判断すれば、やり方や環境を変えて、どうにかしてそこを乗り越えてきました。

なんだかんだで、それぞれ今もなお10年前後続けていますが、本人の気持ちがプロになるという意思がない限り、そんなすごいことにはなりません(笑)
でも、長く続けている分、技術は趣味程度にはなるんです。

そして、それ以上に「別の形で残っているものがある」と気付いたのです!


姫姉はピアノ。殿兄はサッカー。ピアノを弾くことやサッカーをすること自体が続けてきた内容だけれど、残っているものはそれだけでは無いのです。

むしろそれ以外に付いている力の方が大切な事でした。


長く続けている間には、楽しいと言ってる時もあれば、面白くないという時もあり、様々な困難を乗り越える場面がたくさんあります。
ただ続けていただけでも、その中で忍耐力や持久力、頭の回転、想像力、度胸など、様々な力が鍛えられてきたのです。
しかも継続していれば、それなりに技術もついてくる。そしたら「得意なことだ」と言えるようになる。
自分には「コレならできる」というものが1つあるだけで、『自信』にもなっていったのです。

そしたら別のことに置き換えた時でも「次も続けていたらできるかもしれない」と想えることができるようになります。
「継続すれば何かが残る」ということを経験させるには、子どもの時が1番やりやすいのも事実です。


ピアニストやサッカー選手は、何かをやる時に目的になりやすいですが、そこを目指すところにしなくてもイイと想います。
ただただ、1つのことを続けるための「道具」にしたってイイと思うのです。

ついプロを意識すると、親も力が入りすぎます。続けることを目的にすると、力が入りすぎず、子どもが楽しいと想える環境を作ることのほうが大切になります。
楽しいことはほっといても続くのですから笑

ここは私は力が入りすぎた経験から、こう考えればもっと楽しく続けれただろうという反省も込めてです(笑)

下の2人はすぐに辞めたがるけど、続けることで自分の中に残るものがあるから、だからこそそれを感じられるまでどうにか続けて欲しいと母は毎週試行錯誤しています。


「続ける」という経験は、子どもの生きる力を引き出してくれます。そのための「今」なのです。
そして、更にもうワンステップ、この経験の「質」を上げるためには、『どこで』『誰と』『何を使って』やり続けるかは、すごく重要になるのですよね☆


次回は「本物にこだわる」というお話もしたいなぁと想っています♪