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【お知らせ】クラファンが本日10時スタートします♪
本日3月17日AM10時スタート!
クラウドファンディングに挑戦!!
「休眠ピアノ」を子どもたちに
皆で奏でる再生・寄贈の物語
子どもたちに繋げるピアノの
「メンテナンス&お届けにかかる費用」
を募ります。
ぜひ応援よろしくお願い致します!!!
https://readyfor.jp/projects/kitashoji
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【このクラファンに至るまでの想い】
まだまだ使えるけれどなかなか再販するには難しく、ゴミとなりかねないピアノさんが世の中にはたくさんあります。
でも、持ち主である家族にとっては、長年お家で一緒に暮らし、子どもたちの成長を見守ってきたピアノとの「想い出」がたくさん詰まっています。
その想いを手放すのに、更にお金がかかる。。。
手放すこともどこか罪悪感を否めない上に、気持ちよく手放せないモヤモヤした気持ちになられるのは痛いほどわかります。
そしてそんな場面にたくさん遭ってきました。
せめて、また誰かのもとで音を奏でてくれるなら、手放す気持ちに整理がつくのです。
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一方で、環境や経済的理由でピアノに触れることがなかなかできない子どもたちもたくさんいます。
住宅密集地や集合住宅が増えたことも原因ですが、周りとの接触の回数も減ってきていて、周りにどんな人が住んでいるかがいまいちわからない状況が、音の問題も悪化させているように感じます。
子どもたちにとって音楽はとても大切なもの。それは大人も同じ。
なぜなら、いつも私たちは音楽の中で生きているからです。
呼吸や心臓、歩くこと、字を書くこと、全てが「リズム」の上で成り立っています。このリズムが崩れると、体や心の調子が悪くなりますよね。。。
そして、私たちは声を発すること、喋ること、歌うことで感情表現をしています。うまく心の表現ができないと、心の調子も悪くなります。
人とのコミュニケーションはこれらをキャッチボールし、心地よい気持ちの重なりが心を昂らせたり、時に癒やしたりします。
自分の体や心の音楽は自己表現であり、自分の音楽が相手の音楽と重なることで、居心地の良さを感じています。
音楽表現は、その作者の感情そのもの。そこに自分の今の想いが重なるから、その曲が時に気持ちを昂らせたり、時に悲しい気持ちが癒されたりするんだと想います。
ピアノはその声の代弁者。声に出せない感情表現を、どの楽器よりも豊かに奏でてくれる性能を持っています。
この時代、気持ちにゆとりがなかったり、不安に煽られたり、殺伐とした時代が、子ども達の心身の調子を崩しているようにも思えてなりません。
子ども達の本来の豊かな心や感性が、ピアノを通じて少しでも育まれるなら、おもちゃのように触れられる環境を作りたいと想っているのです。
そのために、格差なく通うことのできるたくさんの子どもが集まる場所へ繋げます。
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そして今回、このクラファンをすることで、更にこの子どもたちを応援してくださる方も加わることになります。
この3者(ピアノの現在の持ち主さん、ピアノを届ける施設に集まる子どもたち、クラファンの応援者さん)が繋がれば、お互いが応援し応援される関係を作ることもできます。
応援する気持ちは想い出を手放すことへの寂しさを癒し、応援されることは子ども達の大きな力になります!!
ピアノはゴミに変身すると、かなり大きなゴミになります。当社にもそんなピアノさんがたくさん入ってきます。。。
今の時代だからこそ、せっかくあるものを「大切に使う」という意味でも、この取り組みには意味があると思っています。
想い出がつまっているピアノさんが、またたくさんの子どもたちの夢を紡ぐことができたなら、、、こんな素敵なことはないですよね!!