Blog ブログ

ピアノ運搬

ピアノを理想の場所に置くために♪【コの字に入れたい】

ピアノを置くには最低限必要なスペースというのがありますが、

もっと大事なのは搬入ルートの状況です。

新築建てていざ入れる時に、入れるための寸法が足らなくて

置き場所を変更せざるを得ない、という事例は

実は少なくありません。

それはピアノの寸法だけでは判断できない

搬入時に必要な条件があるからです。

私たちはその1つ1つをお聴きしながら

お客様にあった形でご提案しています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《喜多商事のミッション》

『ピアノを通じて子どもたちに夢を届けます♪』

ピアノは子どもの心身を育てます。

ピアノを通じて皆さまと共に

子どもたちの未来を見据えた環境を創っていきます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

おはようございます!

ピアノライフクリエーター和美です♪

金曜日は、ピアノを搬入したいと考えている

ご家族に何かお役に立てることがあれば幸いです♪

**************************************

【コの字に入れたい】

「ピアノをコの字の所に入れたいんですけど、入りますか?」

ここ数年、特に多くなったお問い合わせです。

 

コの字とは・・・

お家のこんな場所にはめ込むということです。

白や木目を基調としたお家も多いので、そこに

黒くて大きいピアノを置くとちょっと圧迫感がありますよね。

気持ちはすごくわかります!

 

ただ、「出し入れ」&「ピアノにとって」と考えると

ちょっと寸法には気を付けた方が良いのです。

 

まず出し入れについては、電子ピアノであれば

重さも軽いので、比較的簡単に入れれます。

 

ただ、、、アップライトピアノはリスクを伴う可能性があります。

特にコの字が深くて、寸法いっぱいいっぱい、ギリギリピッタリに

作ってしまうと、色んな意味で大変です。

 

まずアップライトピアノは250㎏くらいあるので

両サイドに人が付いて運びます。

 

ということは

コの字だと、しっかりスペースが無いと人は入ることができません。

ということは、手前に置いて、そこからスライドさせるしかない。

 

ただ、250㎏です。しかも鉄のキャスターがあります。

このキャスターは家の中で転がすと“確実に”傷が入ります。

 

滑らすにはインシュレーターという

キャスターの下に敷いているお皿を利用しますが

この状態や置き場所の寸法、床の材質によっては

床を傷つけるリスクも出てきます。

 

傷のつきにくいインシュレーターを使うにしても

置き場所が多少ピアノより大きめになっていないと

そのインシュレーターすら使うことができません。。。

 

また、ピアノにとってもあまりにピッタリになるのは宜しくありません。

まず、湿気がこもりやすくなります。カビの原因になりかねません。

もしこのような場所に置く場合は、定期的に上の蓋を開けるなどして

喚起を行った方が良い場合もあります。

 

縦型のアップライトピアノは、音が主に背中側から出ているので

音もこもりやすくなります。

またピッタリすぎると、音が反響してビビり音が出る可能性も高くなります。

 

そして調律は道具を持って行いますので、特に向かって右側のスペースが無いと

調律がしにくくなります。。。

そして、上側は天板という一番上の板も開かないと調律ができないので

高さの部分の広さも関係してきます。

 

もし設計前なら、ピアノの後ろは最低でも指2本分は空けた方が良いです。

向かって右はせめて最低でも拳1個分は空けてください。

床のリスクを考えるなら、人が入れるように両サイド各40cmくらいは欲しいですね。。。

 

もし設計前であれば、この辺りを参考にしてみてください。

もしすでにできてしまっている場合は、一度ご相談ください!

***************************************************

本日のお話は参考になりましたでしょうか?

他の記事もぜひ参考にしてみて下さい♪

 

詳しく相談したいという方は、

こちらからお問い合わせください↓

 

状況や想いをお聴きしながら、

お客様1人1人に合わせたご案内となりますので、

詳しいお話ができるお電話をお勧めします♪

フリーダイヤル:0120-43-9731

 

お電話が難しい場合は、下記よりお問い合わせください。
お問い合わせフォーム、メール、公式LINE