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ピアノQ&A【音対策】
ピアノの心配事でよく聞かれる内容を
少しずつご紹介していきます♪
・ピアノを置いて大丈夫?
・隣への音が気になる
・ずっと何もしてないピアノは使えるの?
など、気になることはたくさんあるのに
ピアノのことをあまりよくわからないし
どこに聴いたら良いかもわからない。。。
そうやって行き着いてお電話を頂くことは
よくあります。
見つけて下さりありがとうございます^^
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《喜多商事のミッション》
『ピアノを通じて子どもたち夢を届けます♪』
ピアノは子どもの心身を育てます。
ピアノを通じて皆さまと共に
子どもたちの未来を見据えた環境を創っていきます。
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おはようございます!ピアノライフクリエーター和美です♪
日曜日はピアノのQ&Aをお届けします!
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【音対策】
「ピアノを置く」となった時に
音の対策グッズのことは
問合せの中でもよく聴かれる内容です。
グッズは色々とあります。
キャスターから伝わる振動を止めるゴム製のお皿だったり
後ろの響板と言われる板からの音を塞ぐマットだったり
究極は消音機の取り付けだったり。。。
もちろんそれぞれにメリットとデメリットは付き物。
そもそも、音を奏でる楽器なのに
音を極力出さないようにするとなると
どうしても奏でる「音」には影響がありますし
ピアノへの負担になるケースもあります。
例えば、ゴム製のお皿「DXインシュレーター」
一番手軽な防音グッズです。
このグッズは他のメリットもあるので
ご家庭の場合はあっても良いかと想います。
キャスターからの振動を逃がしてくれるので
下階への音の軽減に役立ちます。
他にもメリットがあり、地震対策やお掃除対策にも
役立つ一面があります。
デメリットは、
本来は楽器は楽器全体で音を奏でていますので
足元からの音の振動を吸収することで
音の響きは少し軽減します。
他には、背中側に付けるマットもあります。
背中側から一番音が出ていますので
アップライトピアノの背中側につけるマットは
音が外に出にくくなり、とても効果的です。
但し、アップライトピアノの場合は
唯一の音の出口を塞ぐので、音はこもります。
また、背中側を塞ぐことで湿気もこもりやすくなります。
どうしてもお隣に面した壁に置かざるを得ない場合には
良いかもしれません。
消音機に至っては、音が消せるので音の問題はかなり解決します。
音を出したくない時は完全に音が消せます。
しかし、機械を取り付けますので、時に加工も必要になります。
ピアノに機械を入れてしまうと、手放す時にはリスクになりかねません。
そして、消音機をONにすることで、音は電子音に切り替わります。
ヘッドホンからの音は「生の音」ではありません。
音を消すことで音の心配事は解消されますが
ピアノ本来の魅力はどうしても軽減されてしまいます。
もし音が気になった時には、グッズをガチガチに用意する前に
まずは「弾く時間」と「置き場所」をよく考えてみてください。
置く場所や向きによっても、音の届く範囲を変えることができます。
中には、心配して消音機を付けたけど
まだ子どもが小さいから弾く時間が夕方なので
周りの音の方が大きい時間帯で消音機を使うことが無い、、、
という方も実際におられました。
まずは「いつ」ピアノを使うのかや
本当に音の問題が発生するのかを
設置してみてから対策を考えるのも1つかと想います。
「置き場所について」や
「実はもっと音対策に効果的なこと」も
別日にご紹介しようと想います!