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ピアノQ&A【床暖房】
ピアノの心配事でよく聞かれる内容を
少しずつご紹介していきます♪
・ピアノを置いて大丈夫?
・隣への音が気になる
・ずっと何もしてないピアノは使えるの?
など、気になることはたくさんあるのに
ピアノのことをあまりよくわからないし
どこに聴いたら良いかもわからない。。。
そうやって行き着いてお電話を頂くことは
よくあります。
見つけて下さりありがとうございます^^
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《喜多商事のミッション》
『ピアノを通じて子どもたち夢を届けます♪』
ピアノは子どもの心身を育てます。
ピアノを通じて皆さまと共に
子どもたちの未来を見据えた環境を創っていきます。
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おはようございます!ピアノライフクリエーター和美です♪
日曜日はピアノのQ&Aをお届けします!
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【床暖房】
最近の住宅は大変住みやすくなってきました。
24時間空調管理があったり、結露防止の二重窓など
お家の中は快適ですよね♪
ピアノを置く環境は、湿度と温度が一定だと
ピアノさんもとても快適に過ごせます。
最近は「床暖房」を入れているご家庭も多いのではないでしょうか?
しかしこの床暖房に関しては「ピアノを置く」となると
ちょっと気を付けなければいけません。
ピアノは主に木で出来ているので、呼吸をしています。
過度の湿気、乾燥は、ピアノもダメージが大きくなります。
湿気が多すぎると、中に湿気が溜まり、カビが生える原因になります。
過乾燥になり過ぎると、木が乾燥しすぎて割れや剥がれの原因になります。
このように木の収縮や反りのような湿気や乾燥による影響は
ピアノ本体だけではなく、中の細かな部品にも
天然の木やフェルトが多く使われていますので
様々な部品それぞれも同じように収縮や反りが発生することで
調整不良となり、音にも影響が出てきます。
人にとったら快適な床暖房ですが
熱をずっと床から浴びている状態なので
過乾燥になりやすく、長い目で見ると
ピアノさんにとっては良い環境とは言えないのです。。。
設計段階であれば、ピアノを置く場所だけでも
床暖房を無くせば良いですが
すでに出来上がってしまったお家の床暖房を
そのスペースだけ取ることはできないと想うので
その場合は、ピアノの下に「床暖房用の断熱パネル」を
敷くことをお勧めします。
ピアノの形にくり抜かれた専用のパネルがあります。
また、床暖房は床下に暖房器具を施工されていますので
念のため、ピアノの重さに耐えられるかも
住宅メーカーさんに一度確認をしておく方が安心です。
(アップライトピアノだと機種によりますが250㎏前後です!)
基本はキャスター4点で重さを支えていますが
パネルを敷くことで、重さを分散させることができるので
そういった意味でもパネルを敷く効果はあるかと想います。
相談したいという方はお気軽に喜多商事へご連絡ください♪