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ピアノの扱い方~大切にするあなたの心に寄り添います~【布団養生は基本】
おはようございます!
ピアノライフクリエーターの和美です。
きっと多くの方が、ピアノを運ぶ場面を見るのは、
一生に一度か二度程度。
お客様の大切なピアノをどうやって運ぶのか、
どんな想いで運んでいるのかお伝えしていきます。
・あんな重たい物をどうやって運ぶの?
・本当に大切に運んでもらえるの?
・どこに言ったら良いのか見当がつかない。
など、ピアノを運ぶには不安だらけだと想います。
ましてや大切な想い出の詰まったピアノでしたら尚更。
そこで!怪物くん(配送員)たちの
普段のお仕事の様子をお伝えしていきます!
本日のニュースで
和楽器バンドが無期限活動休止を発表。
もともと好きで、よくYouTubeで見てたし、
子どももよくピアノで弾いてくれてた曲もあって
ちょっとショックな怪物Mです( ノД`)シクシク…
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【布団養生は基本】
ピアノを運ぶ時には、専用の布団を被せます。
これはピアノや施設に傷が入らないようにするためです。
基本中の基本で、
「ピアノは重たい」
アップライトピアノで250㎏前後あります。
(アップライトピアノとは縦型のピアノ)
だからこそ、強く当たればどこかが壊れます。
一番は施設、そしてピアノ、時に人。
(自分でやるのはお薦めしません(-_-;))
壊さない為に、布団を被せます。
ただ、このように全部ぐるぐる巻きにはしません。
足元までかけてしまうと、危険だからです。
なぜなら、ピアノを担ぐ時に
「足元」が見えないからです。
私たちは、台車で作業することもありますが、
台車が使えない場所は全て人が担ぎます。
その時に歩く足元が見えないと大変危険だからです。
狭い所の場合は、
足元に部分的な養生や、施設側に養生をします。
もちろん、吊り作業の時も布団をかけます。
なぜなら、吊り帯がこすれて傷が入る可能性があるから。
また、窓から入れる時に、
壁や窓枠にこすれただけでも
傷が入る可能性があるから。
もちろん、窓側にも養生をしています。
このように、ピアノを運ぶ時には
ピアノにも施設にも
傷が付かないように
必ずお布団やパットなどでくるみます。
大切なピアノと、大切なお家と、
大切なスタッフを守るための
我社の基本です。